本物の気功にふれて

悩める現代人に必須。癒しの気功についての私の体験。

気功と胴体体操

気功按摩というのがある。
その字の通り気を使った按摩法である。
全体の事はわからないが、上半身、下半身と実習を行った。
 
下半身の実習を行ったあと、他の参加者も口を揃えて言った事は「地に足がつく感じがする。」ということだった。
よりよくグッとした感じ地面に対して、足が吸い付く感じといえばいいのか。
これは、足に気が通るとこういう感じになるようだ。
 
これと同じ感じを以前、体験した事がある。
 
胴体体操を提唱、指導していた伊藤昇先生(故人)の教室に通っていた時だ。
その先生の訓練をした後に地面をかっちりと捉えられる気がした。
 
伊藤先生は、股関節で地面をとらえるという言い方をしていた。
そして、股関節で地面をとらえられると、頭頂から会陰を通って地面までの中心線(軸)を感じられる様になると。
それがクリアになると、例えば、人混みの中をスイスイと通り抜けられたり、ふわっと浮く様なジャンプが出来たりすると言っておられたと思う。
 
伊藤先生は、気という言葉を使われることはなかったが(私の知る限り)体に気を巡らすという事と、身体上の中心線をクリアに感じる事というのは、何か相通じるようだ。
 
身体作法の達人クラスの人というのは、同じ景色をみているのかな。