本物の気功にふれて

悩める現代人に必須。癒しの気功についての私の体験。

気功按摩とクムシャ

気功按摩を実習した。
実際、見た感じの手法としては、通常の按摩と変わらないと思う。
経絡に沿って、掌で軽く押していくというものだ。
ただ、根本的に違うのは、力を使うのではなく気を使うという事である。
見た感じで言えば、軽い按摩に見えるだけだが、すべて一動作一動作を丹田より気を出し相手に注入していくイメージで行う。
そうする事で、自分自身も疲れる事なく行える。
というか、自分も元気になるようだ。
 
もうひとつ、クムシャというものが行われた。
これは、「さっか」ともいうらしいが、水牛の角で作ったヘラを使い、その人のコリや痛みのある場所や背骨の脇などの気が滞りやすい場所を軽くこすっていく。
すると、面白い様に気の滞っている所が、赤く色づいていく。
これは、帰結といって気が滞っている事の証拠みたいなもので、それが出たら、その色が収まるまでは次のクムシャは行わず、色が収まってから再び行う。
気の通りが、良くなるとだんだん色が出にくくなるという事だ。
 
まあ、背中などは自分では出来ないが、それ以外の首や肩、胸、肋骨、骨盤回りなどは自分でも出来るし、誰かをするにしても、あるいはしてもらうにしても、気が使えるとかは、あんまり関係のない様だ。
そして、目印が出るというのが面白い。
自分も首と腰をセルフでケアしているが、結構具合がいい。
ただ、あまり赤くはならない。
理由が、帰結ではないのかもしれない。
でも、入浴後などに行うとスッキリする。
 
これは、特にテクニックも必要ないし、手軽で簡単なので、もっと広まってもいいいと思う。
 
一口に気功と言っても、いやいや実にバラエティにとんでいる。