本物の気功にふれて

悩める現代人に必須。癒しの気功についての私の体験。

気を使うという事

気功合宿では中先生が、色々とパフォーマンス(?)も見せてくれた。
 
とにかく、体を緩ませる事で出す気のパワーで腕を力で押さえつけてくる相手をいとも軽く押し返す様に転がす技(?)。
うまく説明できないが、通常とは真逆の心持ちで、押し返すというより手を押さえられてる事すら意識せず、丹田から体を捻る様にするだけで相手はコロンといく。
本当に、筋力といったものは使わないし、力を籠めたら全く出来ない。
これは参加者がお互い組になって行い、ほぼ、参加者全員が出来た。
 
さらに、相手と気でつながると、どうなるのか?
先生が、達人技を見せてくれた。
相手方は先生につながった手を離す事さえ出来ず、振り回すも押さえるも自由自在である。
更には、気で繋がってると手を離しても、相手は動けない。
もはや、おもしろい様に相手を操る。
冗談か漫画の世界である。
 
そして、もうひとつ教えてくれたのが、愛の気で寝ている相手を引き起こすといった技(?)。
寝ている相手を引き起こすのに力を使わず、ただただ、その相手を愛しく思う。
これは言い聞かせるのではない。本気で愛おしいと思えば軽々と相手は引き起こされる。
これは、私も先生の実験台になったが、力で引っ張られても腕が引っ張れるだけだが、愛の気で引っ張られると、何か背中を押される様な感じですっと起こされる。
愛と気というのは、ほぼ同義語のようだ。
 
先生はマザーテレサの話をされていたが、小さいおばあさんでしかないマザーテレサが、怪我をした大柄な男性を軽々と担いでいたそうだ。
全く愛でしかないテレサの様な存在は、こういった奇跡の様なことを何気なく行うそうだ。
まあ、私の様な凡人には、とうてい及ばぬ事ではあるが。
 
でも、奇跡という事は、実在し、人は、それを成し得る存在である事は何となくわかった気がする。